いろんな方の記事を読んでいた時に
ふと気になったのが
ハチミツを肌につけると糖化するらしい
という一言。

ハチミツってパックとかにするし、肌にいいんじゃないの・・・?
と思ったので調べてみましたー。
ハチミツと糖化
エイジングケアでここ数年たびたび取り上げられる、糖化。
そもそも、糖化ってなに?
人の身体が酸化すると、老化する、ということは一般的に知られていますが、
糖化は、
酸化が 「体のサビ」といわれるのに対して
糖化は 「体のコゲ」とも呼ばれています。
糖化は、食事などから摂った余分な糖質が体内のたんぱく質などと結びついて、細胞などを劣化させる現象。これが進むと肌のシワやくすみ、シミなどとなって現れます。それだけでなく、糖化によってつくられるAGE(糖化最終生成物)は内臓をはじめとする体内組織に作用して、多くの病気の原因となることが知られています。
オムロンより
なるほど。
たんぱく質・脂質x糖 ⇒ AGE を作る。
ということなんですね~
参照したサイトではこんな例えも。
ホットケーキの 卵や牛乳 x 砂糖 =表面がこんがり焼ける
この状態が体の中でも起きている、と。
GI値:食後の血糖値の上昇を示すもの が高い食品を摂らない方がいい、というのは、この糖化の面でも大事になってきます。
白米・パン・パスタなどが代表的なものですね。
よくみる 甘味料はこのAGEを砂糖の10倍の速さで作り出すそうです・・恐ろしいっ

果糖液糖や、果糖ブドウ糖液糖、異性化糖には注意が必要とのこと。
で。かんじんのハチミツ。
ハチミツの肌への影響
加齢によって
乾燥・・・保湿力やバリア機能が下がる
しわ・たるみ・・・肌の弾力が下がる
しみ・そばかす・・・紫外線を浴びる、などによって起きる
が、問題になってきますよね。
ハチミツの研究結果には
保湿作用がある:
保湿剤に使われるグリセリンとハチミツで温度35度、湿度40%で24時間放置してどれだけ残っているかという実験で、残っていた液の量はグリセリンと同じだったそう。
つまり保湿剤並みの水分保持をになってくれる、ということです。
しみ・そばかすをふせぐ
メラニンを作り出し続けている細胞にアカシアハチミツを足して、足してないものとの比較をしたところ、
足していないものに比べてメラニンの生成を抑制したという結果も。
結果
いろんな文献や資料を見ましたが、
ハチミツによる肌の糖化について言及しているものは見つけられず・・。
むしろ、昔から美容にも使われているし、
肌にもいいことは多い…
ただ、AGEの値が 15gに対して7しかなく、
例えばお醤油は、15g中に60となっているので、
その差から見てもそこまで気にする必要はないのかなぁ、と思いました。
何事も、 過ぎ が身体に悪いので
これは一切摂っちゃダメ、と決めつけずに過ごしたいものです。。。
ほかのAGE値についてはコチラ↓