学校で使うトリートメント用ベッドは使用するときに広げ、しまうときにたためるように
折りたたみのものを使っていました。
その時の
自分がベッドの横に立ってみて、
グーにした手が軽く肘を曲げてベッドにつくぐらい、の位置。
ですが、そのベッド。
自分がトリートメントするときに適切な高さじゃないと
トリートメントをした後に自分に

あらら・・・腰が痛い・・・
とか、

手とか肩が痛い・・・
といった不調が起きます。
最初のうちは結構ベッドの高さが高くて
ステッパー(踏み台)を足元に置いて相モデルの方にベッドに上がってもらっていましたが、結構背が高い方でもよっこらしょ、となりやすい高さ。
授業が進むにつれて、先生がおっしゃっていたことは

トリートメント用のベッドは低ければ低いほうがいいですよ
ということでした。
もう・・・ね・・・
下半身にしっかりと力を入れて、
上半身は起こし、手に集中し過ぎちゃうから手や肩の力は抜く・・・・。
という姿勢。
事務職の座りっぱなしがこの姿勢をとるって、本当に大変。
下半身に力を入れる、となると終始スクワットしてるような状態。
気がつけば猫背も手伝って前かがみになり…
上半身をまっすぐにしているつもりでも、気持ちはまっすぐなのに身体が曲がっていたり
キーボードを打つ手に集中すると肩に力が入ってしまって
それが当たり前になっちゃうと
肩のチカラ抜いて、と言われても

肩の力抜くってどうやって?!
と、そりゃもうパニックになりました・・・。
ベッドの高さを下げるということは自分の体制も下げる、ということ。
あまりにも低すぎて足が身体を支えられなかったり、
手が曲がってもっと猫背になっちゃうと腰に負担が来てしまいますが・・・
そして、
クライアントさんが高いベッドだと
これからこの高さベッドに上がらなきゃいけないのか…という不安を与えてしまう
ということでした。

極論を言ってしまえば
電動のベッドで低くして乗ってもらって
そのあとに、自分の高さに調節する。
が一番なんですけど・・・ベッドを置いてしまったらたたんだりできないしずっと置きっぱなしになるので部屋の問題も出てきますよね。
そうなると、自分の身体を鍛えるしかない・・・ということに。
学校を卒業しても、
トリートメントの機会はあるでしょうし、
サロンを持ったら、必然と増えるのはHPの作成とかメンテナンスとか事務系のデスクワーク。
学校で勉強していた時と環境はあまり変わりません。
座りっぱなしの時間も多ければ、
トリートメントする時間も多い、というような。
人にやる前にまずは自分のメンテナンスから!
セラピストの体調を含め体のメンテナンスにはある程度時間を使う事を
おすすめします。
セルフケア・メンテナンスは本当に大事です!!

と、いうことでベッドの高さのポイント
スタートは:
自分がベッドの横に立ってみて、
グーにした手が軽く肘を曲げてベッドにつくぐらい
そこから徐々に:
低くしてクライアントがベッドに上がりやすいぐらいの高さに。
(ステッパー不要で乗れるぐらい)
に、していけるようにしましょう~