梅雨が明けて、暑くなってきました。
そうなると、スキンケアをするときはひんやりしたものを使いたい!
とお考えの方も多いはず…。
最近、コスメ専用の常に10度を保ってくれる冷蔵庫(スキンケアフリッジ)も日本上陸したそうで、人気が出ています。が、お高い…。

意外と楽天市場とかを見ても、化粧品専用の冷蔵庫って売ってました。
温度差を減らすために、常温で常に保管して置けるというのは大事だと思うんですがここでも、懸念点もあります。
化粧品の基礎知識
化粧品の使用期限って?
化粧品は未開封で3年、
開封したら3か月で使い切る。
というのが一般的です。 (使用期限が容器に書かれているものはその使用期限を守りましょう。)
化粧品の保管の仕方は
化粧品は、
- 温度変化が少ないところ
- 直射日光が当たらないところ
- 湿気が少ないところ
に置くのがよいとされています。
化粧品は常温で保存が可能
そもそも、日の当たらない涼しい場所に保管しておけば、化粧品は問題なく保存が可能です。精油も一緒だよね。
温度変化がない場所が、成分の変質とかを損なうことなく使えるんです。
つまり、冷蔵庫に入れると、庫内で冷やされて
出した瞬間に外気にさらされて温度が上がって…化粧品じゃなくても冷蔵庫から出した容器がたまにちょっと置いておいただけで汗かいちゃうぐらいになるとき、ありますよね。
また戻したら冷えて…
を繰り返すことになります。
大体の化粧品会社のQ&Aを見ても、冷蔵庫保管をおすすめしません。ということが書かれています。
冷蔵庫に入れたいなら…
じゃぁ、ひんやりした化粧品使いたい場合、どうしたらいい?
容器に入っている中身が冷えたり戻ったりすることが問題だと思うので、1回きりにして冷やして使い捨て・・・のようにすればいいんじゃないかと。
ホットタオルにしろ、冷え冷えのジェルマスクにしろ、
肌に当てた瞬間の気持ちよさって何とも言えないですよね。
なので、
例えば:
化粧品だったら
コットン・乳液などをしみこませてジップロックに入れてあらかじめ冷やしておき、
使うときになったら取り出して使って、ごみ箱にポイ。
個包装のパックならそのまま冷蔵庫に入れても大丈夫だと思います。
とにかく、化粧品類は温度が上がったり下がったりを嫌うもの。
化粧水の容器そのままを入れるのではなく、
使いたい分だけ分けて冷やしてその都度使う、
というやり方がイイのではないでしょうか。
どうしても冷蔵庫にそのまま入れたいなら・・・
冷蔵庫の温度があまり冷えてない場所:
- 野菜室や、ドアの裏側などに保管します。
- 雑菌が入るのを防ぐため、冷蔵庫の中もこまめにお掃除をして清潔な状態を保ち、
- なるべく早く使い切るようにした方がよいですね。
まとめ
冷やすと、化粧品の中身の成分が変質したり劣化したりする
ので、
冷蔵庫内をきれいにして、なるべく冷やしすぎない野菜室やドアの裏側に置いてなるべく早く使う
または、
小分けにしてその都度冷やして使い捨てにする
(個包装のものはなお可)
と言ったかんじで使うといいのではないでしょうか。
・・・ということで私もパックを(もちろん個包装ね。)
冷蔵庫に入れて来よ~っと。