今回、ちょっと趣旨がちがいますが知らない方のために役に立ったらと思ったので書きます。
突然ですが、海外に荷物を送ったことありますか・・・?
EMSで中国へ荷物を送ったけど、返送になっちゃった。
私は年に数回送る機会があるのですが、コロナ対策によってEMSの送付ができなくなってしまい、数か月荷物が送れずにいました。
7月の初めから解禁になったとのことで、さっそく送ったんですが
通関手続き中で進まない・・・・
今回は、送るときにいつもより時間かかりますけどいいですか?と郵便局の方に言われ、とにかくいいです送ってください。ということで送りましたが、いつも2~3日で届いてたのに、未だにつかない…あまりにも遅い、と思ったので時系列で表示していきます。
こんなことがあったよ、っていう記録ともし海外に荷物を送る方の参考になれば。

時系列でお話していきますね。
7月14日: 近くの郵便局へ 中国・上海あてに荷物をEMSで送る
次の日(15日):中部郵便局(セントレア)に到着、発送。
※日本を出るのに、時間がかかる、なんていうコメントを見かけたので国内で滞るのかなと思いきや意外とスムーズ。
同月17日:上海の国際交換局へ到着⇒税関審査のため税関へ提示
次の日(18日):通関手続き中
通関手続き中の表示が出るまで意外と時間がかかりました。
そして、やっと本日(そろそろ送ってから1か月…)動きがあり・・
受取人に連絡が何回かあったようですが、気づかなかったようで
税金を支払い、手続きに必要な書類をもって税関のオフィスに行ったところ・・・1000元を超える荷物は個人用の荷物とされず、
もう目の前まで荷物があるのにわが家へ返送という形になってしまいました・・・。
ちなみにインボイスは5万円と書いていました。
なんてこったい。
全てをチェックしているわけではなく、ランダムで荷物のチェックが入るらしいです。運が悪かったのか・・・?いや、そもそも知らない私が悪いんですが。
実はこの1000元の話、
2017年の8月18日にはすでに通達は出ていたそうで

重要なお知らせはこまめにチェックしないといけませんね。
◆重要なお知らせ:
◆お知らせ:
なので、返送されてから、複数個に分けて送り直しということになりました・・・EMSは返送料かからないらしいですが、別の輸送機関だと取られることもあるそうなのでご注意を…。
中国から送る分にはいくらでも送れるらしいんですが
海外から中国へ入ってくる荷物については一律1000元と決まっているそうです。
それもなんだか不公平な感じもしますが。
ということで、郵便もルールがチョコチョコ変わるのでこれを機にまとめることにしました。※自分のメモとして。
EMSで海外への荷物の送り方
来年から、また送り方が変わるようなので今のうちから対応しておくといいかもしれません。やっと手書きじゃなくてデジタルになる、という便利さとともになぜかラベルを各郵便局が持ってくれないという謎の融通のきかなさもありますが。
荷物として送れないもの:(各国共通)
荷物として送れないのはこれらです。
- スプレー缶
- 香水
- マニキュア
- 日焼け止め
- 電子タバコ
- モバイルバッテリー
- 花火・クラッカー
- ヘアトニック
- アルコール(濃度24%を超えるもの)
そのほか、航空危険物となっているものは送れません。
↑を参照しましょう。
そのほか、中国限定で禁止となっているのがこれらです↓
意外と気をつけなきゃいけないのは、牛肉とか、肉系が送れない、ということです。加工食品、見落としがち。
そのほか、明らかに個数が多い物とかどう見ても個人用じゃないでしょう、というないようでも引っかかるそうです。
高級腕時計・乳児用粉ミルク・健康補助食品なんかも、個数が決まっているとか。その際の受取人側の手続きも大変だそうです。
レシートはすべて取っておくこと
税関手続き中になると、受取人に問い合わせが行きます。
その内容が、買った商品のレシートの提出。
万が一問い合わせがあった時のためにレシートはすべて保管しておきましょう。
インボイスの記入
荷物とEMSの宛名ラベルのほかに、
インボイス、というものを書いて一緒に添付して送る必要があります。
このインボイスは公式サイトからダウンロードできます。
インボイスは英語で。かつ、中身と値段を正確に書く必要があります。
重さは書かなくてもチェックはいらないかも。。。
どうしても荷物がロストしたときに何も手元に残らないと悲しいので数百円でも追加して荷物に保険をかけるため、商品名と荷物の内容と値段は大事です。←その結果、多い金額で書いているため引っかかったわけですが・・・

ちなみに、危険物にはアルコールがありますが、24%を越えなければ送れます。
例えば、うがい薬とかエタノールの入った、化粧水とか。
アルコールの%が低い物には、インボイスに
『Not restricted as per special provision A58』
と、記載する必要があります。

・・・郵便局の方も危険物が入っているか、はチェックしてくれますが、1000元以内にインボイスが収まっているか、というところは見てくれないようです…
そして、今のうちに知っておいた方がいいこととしてコチラ。
セキュリティ向上のため、物品を内容品とする国際郵便物を送る場合、差出人さまの住所・氏名や内容品などの情報を電子化した「通関電子データ」を事前に送信することが、義務化されます。
やっと電子化ですか~・・・。という感じですね。
これで少し処理がスムーズになればいいですが。
対象となる郵便物はEMS(物品)、国際小包、小形包装物、国際eパケット、国際eパケットライトで、来年の1月1日から全部対象となります。
パウチの請求。
パウチぐらい、各郵便局に少しでも置いといてくれたらいいんですがまずは宛名ラベルやインボイスを書く以前にこのパウチ請求をする必要があります。
請求してから5日ぐらいかかって届きました。(なので、早急に送りたい場合はあらかじめ何部か取り寄せておくといいと思います。)
私は、返送されてきた荷物を再送するときに実際に使ってみようと思います。※パウチは請求済み。
郵便局でEMSで送る
作成したインボイスをプリントアウトし、
EMSで中国に送りたい旨を伝えて、EMSのラベルをもらい宛名、依頼人、などなどを記入。
保険は付ける。
今まで運よくパッケージが行方不明になったことはありませんが
無くなってしまった時に、保険に入っているとトータルの金額分保証されて返金されて戻ってきます。
なので、万が一に備えて保険はつけておきましょう。
1000元=1万5000円ぐらいなので・・・ちょっと悩みますが。
・・・下手したら送料のほうが中身より高いこともあるんじゃないかと・・・。
まとめ
国際郵便で荷物を送る際には、
常にルールが変わっていくので逐一お知らせなどをチェックしながら送りたいと思います。
EMSで困ったこと、今までなかったけどさすがに今回のはちょっとねぇ・・・。
また、返送されたら、新しいラベルの作り方等含めてUpしたいと思います。
【続報3】※2021年から必須です~EMSのラベルとオンラインシッピング~