授業で、傾聴を意識して会話を。
ということを習うと思うんですが、
ここ最近(特にコロナ禍)は外出する機会も減り、
話し相手が家族だけ、とか
出かけないで家で一人で何かをしている、とか
というような方が多く、少なからずそれがストレスになっているようです。
フェイシャルや、トリートメントに来てくださる方々の会話が
止まらない止まらない・・・・
ここ最近はコンサルテーションにかかる時間がいつもより長くなりがちです。
時間には余裕を持たせているし、途中で時間だからと会話を切り上げるのもなかなか難しく…(それができるのがプロの技なのかもしれませんが。未だに半人前でございます。)
傾聴が大事、と分っていても・・・・当の本人もあまり外出せず、
自宅にいることが多いせいか、一緒になって話が盛り上がってしまう始末。
途中で

いけないいけない、ちゃんと話を聞かなくちゃ。
と思うことが多いです。
セラピストのメンタルバランスも、また大事だなぁと思いました。
さて、傾聴ですが・・・
いろんなお仕事、などでもコミュニケーションスキルとして大切にされてきています。
”耳を傾けて、聞くこと。”
質問したことに対して、クライアントが話してくれるのを聞く。
たまに角度を変えて質問してみる。
『・・・ですか?』
と、その質問が、クローズドにならないように気をつけながら。
※クローズド:はい・いいえで答えられる質問のこと。⇔オープン(:はい・いいえ以外で答えられる質問)
カウンセリングのキホンは・・・:
- 客観的に聞く
- 傾聴
- 気軽に話せる雰囲気を作る
- 相手を観察する
- 共感する
それによって、クライアントさんに安心感を与えることができて
あ、私のことを大切にしてくれているな。という感情が生まれ
自然治癒力が高まる。とのこと。
途中で止まってしまったら…
『続けてください。』とか
『聞いています、どうぞ。』と返す、ということでしたが・・・
・・・しっかりとしたセラピストなら、そういうハナシ方をすべきなんですが、少しクライアントさんとの距離が遠く感じる・・・
私はもう少し距離を近くして会話したいな、と思います。
(あ、ソーシャルディスタンスは取りながら、心の距離を縮める、って話です。・・・結果、自分の話までしちゃうんですけどね)
マニュアルやテキストは指標として大事だけど、
やっぱり人相手だと(特に知り合いなららおさら)
思うようにはいきません。
でも、それでもいいんじゃないか、と思ったりもした日でした。