直接的に試験対策としてこの本が合うかといったらちょっと違うかなとは思いますが、
違った視点でアロマテラピーというものが見れて面白い本。
『スピリットとアロマテラピー
ガブリエル・モージェイ著』
ガブリエル・モージェイ氏といえば、
英国IFPAの会長で東洋医学とアロマセラピーの第一人者です。
スピリットとアロマテラピー
タイトルからして、なんかスピリチュアルな内容が書かれているんだろうか…と思っちゃいますが、違います。
心理面についてを重点的に書かれています。
そして、東洋医学も一緒に考えているので陰陽五行ともかけ合わせながら考えていく、面白いアプローチの仕方だなと思います。
精油の個々の精神面についてぼんやりとした感覚をもっている方はもしかしたらこの本がきっかけで理解が深まるかも。
試験に直接的に役に立つかといったらヒントにはなるかも。。。
前にご紹介した本たちを読んだ後に読むと理解が深まっていいのでは?
陰陽説とアロマセラピー
○○は体を冷やすから食べちゃダメ、的なものってありますよね。
例えば夏なら南国のフルーツや夏野菜は体を冷やすことがあるって。
なんとなーく、生活の中に入りこんでいるこの感覚。
これって陰陽説からきてるんですよね。
体の不調・心理面それぞれの原因から、これが合う、ということが書かれていますが
陰陽に絶対的な区別ができないため精油もこれが陽でこれが陰と分けることは難しい、と書かれています。
五行説
東洋医学において、陰陽説と二大柱を構成しているもの。
五芒星が5つの元素で分けて考えらます。
木・火・土・金・水
そしてこれらに象徴される自然の力がこの世界を作っている、とのこと。
☆五行説は水からスタート。
水は休息の浮かぶ状態を象徴し、成長や回復の可能性も秘めている。
面白い考え方ですよね~
これを読むと、東洋医学についても学んでみたくなるし
中でも陰陽説や五行説はすこしスピリチュアルよりな感覚も。
この本を読むことで基本的なことだとは思いますが
陰陽説とは?五行説とは?も触れられていますので
余裕のある方はそちらを深堀していってもいいかも。
バランスを取り戻す~精神面~
個人的には第3章のバランスを取り戻すにはという章で
いろんなパターンについても
精神面について東洋医学の情報も含めて書かれています。
おすすめのブレンドが載っていたり、
各精油に対する参照ページも載っているので戻るのも簡単。
自分でブレンドするときのヒントになりますね!
まとめ
西洋のアロマセラピーと、東洋の考え、全く違うものと思ってましたが
それらを当てはめて考えることはできるんですねー。
違う視点から見たアロマセラピー。
息抜きに、
基礎を学んだあとに
さらっと読んでみては~?
『スピリットとアロマテラピー ガブリエル・モージェイ著』