アロマセラピーを勉強している方で
かなりの確率で愛読書とされているこちらの本。
『一番詳しくて、わかりやすい!
アロマテラピーの教科書』
和田文緒 著
私はこのテキストに出会うのが遅くて、
もっと早く知っていればよかったー!
と思いました・・・。
教科書、というだけに
そりゃもうほとんどの内容を網羅されていて
何より、精油のプロフィールにかかれている
カラダ 皮膚だけでなく 心 とそれぞれにどういうときに向くか、
ということも詳しく書かれていたので
とても役に立ちました!
なにより、作者の和田さんは英国IFA認定アロマセラピスト!
目指している方は見ない理由がありませんっ!!
では、見ていきましょう。
アロマテラピーの教科書
基礎知識として書かれているのは、
- アロマテラピーの歴史
- メカニズム
- 精油とは?
- 精油の抽出法
- 精油の化学
- アロマテラピー実践
- ブレンドの仕方
などなど・・・
わかりやすくまとめられていて、カラーだったり、
写真があったりしてわかりやすいです。
ルネ=モーリス・ガットフォセなんて、
名前でしか知らない人の
写真が載ってるし!
精油の主な作用と意味、という一覧が載っているんですが、
少し違うところもありますが、
大体はIFAの内容と沿っているので
理解しやすいです。
精油・キャリアオイルガイド
精油一覧
この精油とキャリアオイルの一覧は
私としては永久保存版にしたいぐらい、
ほとんどすべてが網羅されていて
なんかい読み返したか、と思うほど・・・。
ココの部分を読むだけでもこの本を手にとってほしい!!
と思います。
全部で53種類の精油について説明が書かれています。
精油1つに対して1ページで書かれていて、
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・・・といった、ここまで細かく書かれている本はないと思います。
例えば、オレンジなら・・・
どんな時に選ぶ?:ほっとくつろいで、安眠したい夜に。スイートかビターか香りが心地よいと感じる方を選択してみましょう。緊張や不安が強い時は、方向成分の種類が多く、神経を強化し安定する作用が強いビターオレンジを試しましょう。
といった詳しい説明、カモミール・ローマンだと、
どんな時に選ぶ?:かなり動揺している時に。一旦心を鎮めて休ませ安心させる力を持つ精油。周りの環境や人間関係、出来事に過剰反応してしまうときや精神的ショック、心理的トラウマ、ストレスと感じている時に。
と、使うときや、気持ちに対しての状況が細かく書かれています。
ほとんどのテキストが身体と肌に対してしか書かれていない中、
ここまで心にどう作用するかが書かれているのはとても助かるなと
思います!
キャリアオイル一覧
精油に比べて種類は少ないとはいえ、
19種類も一覧にして載っています。
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と、こちらも詳しく書かれています。
たとえば、アーモンドオイル。
どんなオイル?
ゆっくりと浸透し、有用成分が優しく穏やかに作用する。赤ちゃん、敏感でかゆみのある肌によくなじむ。オレイン酸60%~80%、リノール酸約20%のほか、ぽるみ珍さん、ビタミンA,B1、B2、B6などを含む。抗炎症作用、保湿作用、皮膚軟化作用があり、柔らかさを保つ。保存期間は、オリーブ油やアボカド油と比べるとやや短いので、早めに使い切る。
おすすめの使い方:
単独で使える。アプリコットカーネル油と作用が似ているが、スイートアーモンド油のほうが安価で手軽。ほかのキャリアオイルにスイートアーモンド油を混ぜると肌への効果が高まる。手足のひび割れにオリーブ油、小麦胚芽油、キャロット油などをスイートアーモンドとませて使う。湿疹、肌荒れ、赤ちゃんのケアには、単品かカレンデュラ油と混ぜて使う。
スイートアーモンドのほうが安価で手軽・・・。
こんなふうにかいてあるテキストってほかにあるのでしょうか。
親しみやすいです。
症状別ガイド
オイルの一覧の後には、
セルフケア症状別ガイドも掲載されています。
運動器系の不調:
- アロマケアのポイント
- 教えて!1:肩こり・腰痛がなかなか治りません。どうしてですか?
- 教えて!2:膝が痛くて歩けない、と母は言います。運動もよくしていたのになぜでしょう?
・・・といった、身近な疑問とそのメカニズムについても説明されています。
ここに書かれているブレンドを参考にアドバイスしてみたり、
クラフトを作ってケーススタディーで
手伝ってくださった方にプレゼントしたりしました!
まとめ
アロマセラピスト・IFA国際アロマセラピストになろうと思ってる方は
この本は暇があったら穴が開くほど見てほしい!
本代以上の価値があります!!
むしろ、このお値段じゃ安い!と思うぐらい!!
見やすい! わかりやすい! 情報が豊富!!
とにかく、買って。←