ここんとこ、ハーブやフラワーエッセンスへの興味まで出てきたことで
手に取ったこちらの図鑑。
その辺にある、一般的な植物図鑑とは違い、
花が時代によってどんな使われ方をしてきたか、
そしてそれぞれの
- ハーブ療法
- アロマセラピー
- ホメオパシー療法
- フラワーエッセンス
についてが載っている、植物療法の観点からまとめられた図鑑
なんです。アロマセラピーを学んだからこそ、面白く、興味深い内容が満載。
花のもつ 癒しの魅力 フラワーヒーリング図鑑
結構昔に出た本なんですが
伝統療法は時代が過ぎても変わることはないので(新たに実はこうだった、ということが発見されない限り
今、現在で学んだ内容と比較してもそこまで違いはないかなーと感じます。
この本、発行されたのは1997年となっているので・・・・約20年以上も前の本。
花の写真/絵とそれぞれの説明が細かい
先ほども書きましたが、
それぞれのハーブについてとても詳しく載っています。
知っていることもあれば、知らなかった内容もあったりして意外と新鮮。
それぞれに、ハーブ療法・アロマセラピー・ホメオパシー療法・フラワーエッセンスについて書かれています。
私は、ホメオパシーは詳しくは知らないのでここはスルーするとして・・・
驚いたのが、すべてのハーブ(スパイスも含む)に
フラワーエッセンスの考え方があるということ!
アロマセラピーの精油として使えないハーブにはアロマセラピーの項目がないのですが、
フラワーエッセンスはすべてに載っていました。
ついで、で知れることが多い
精油について学んでいったりすると出てくるのが
ニコラス・カルペパーの占星術との関係とか
花言葉だったり
インドでどんな使われ方をしていたかとか
イスラム教ではこんな風に考えられていた、とか
そのハーブにまつわる内容が書かれているので
興味深いです。
フラワーエッセンスは3種類?
一番有名なところだと、バッチ博士のバッチフラワーエッセンスだと思いますが(この本ではバークフラワー治療薬と言う名前で書かれています。)
そのほかに、
カリフォルニア・フラワーエッセンス
と、
オーストラリアン・ブッシュフラワー・エッセンス
が載っています。
聞いたことはあったけど・・・それぞれその国で採れるハーブが
主になっているのか、種類がものすごく多い・・・っ
パラパラめくりながら・・・

あーこりゃ調べ始めたら奥が深そうだなぁ…。
と思わずにはいれませんでした。
テキストで学ぶようなハーブについては少ないかも
アロマセラピーで精油として学んだハーブ・植物油の素となるものとして学んだハーブ
ハーブ単体で学んだハーブ
フラワーエッセンスで学んだハーブ
それぞれありますが
これらについて、すべてを網羅しているかと言うとそうでもなく
意外とマイナーな(というか、テキストには載ってないような
ハーブについて詳しく載っています。
なので、勉強用、というよりは
更にハーブの世界の知識を深めたい方にはおススメかも。
私はハーブとフラワーエッセンスについて習ったハーブをもう少し詳しく知りたいと思って手に取りましたが
半分ぐらいしか情報は得ることができず。
後ろのまとめのようなところに数行書かれている程度、というものが多かったです。
歴史的背景を知ることも大事。
ヨーロッパの歴史などには詳しくなく、
まして文化もあまりよくわかっていない状態で読むと
世の中知らないことが多いなぁと感じました。
イギリスの方にとったら昔からあるもので、
とても身近なものとされている、とか
この時代は~があったので~の時に~が重宝した、とか
知らないで読むと
へーそうなんだ、ぐらいになってしまうので
歴史的背景とかも大事だなぁと思いました。
そりゃそうよね・・・学ぼうとしているのは
昔から続く西洋の伝統的療法、なんだから。
ということで。
試験勉強では上っ面しか学べてないので
奥の深さを改めて知った今日この頃。

アロマセラピーの勉強の範囲外、と言えばそうかもしれないし・・・
精油になってるハーブのフラワーエッセンスの考え方は
精油の心理面に作用するところと似てる気も。
パラパラとめくって眺めているだけでも面白いので
時間がある方、リフレッシュがてらなんか違う視点で
見てみたいなー、なんて方は機会があったら読んでみてもいいかも!?